自動車保険

「保険金請求書」とは?書き方や記入例・ポイント・書類の入手方法について

更新

2022/04/20

公開

2022/04/20

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2020年の交通事故による死傷者数は372,315人でした。悲しいことではありますが、どんなに注意深く自動車を運転していても、事故にあう確率をゼロにすることはできません。万が一、事故にあった際に補償を受けるために、あらかじめ自動車保険に加入しておくことをおすすめします。

なお、保険金を受け取るためには、「保険金請求書」に各種事項を記入し、自動車保険会社に提出する必要がありますが、「書き方が良く分からない」とお悩みの方がいるかもしれません。

そこで本記事では、事故にあった際の手続きについて事前に知りたい方に向けて、保険金請求書の入手方法や、書き方、記入する際のポイントについて徹底解説します。

出典
内閣府 特集 「道路交通安全政策の新展開」―第11次交通安全基本計画による対策―第1章 道路交通事故の発生状況/令和2年度
目次

    1. 「保険金請求書」の概要

    保険金請求書とは、「保険金を請求する」という意思を自動車保険会社に対して表明するための書面です。自動車保険会社によって異なりますが、保険金請求書が「同意書」「一括払用委任状」「権利移転確認書」などを兼ねているケースもあります。

    基本的に自動車保険の保険金を請求する際は、保険金請求書に必要事項を記入したうえで、自動車保険会社に提出しなければなりません。

    ただし、車両事故や対物事故などについては、保険金請求書の提出を省略できる場合もあるので、「加入している自動車保険会社の公式サイトの記述に目を通す」「自動車保険会社の事故担当者に質問する」などの方法で確認しましょう。

    2. 保険金請求書の入手方法

    保険金請求書の書式は、自動車保険会社によって異なります。インターネットを介してダウンロード・印刷できる場合もあるので、ご自身が契約している自動車保険会社の公式サイトを確認してください。

    公式サイト上にテンプレートが見当たらない場合は、用紙を送付してもらう必要があります。「おとなの自動車保険」では、事故担当者が「自動車保険金請求書」をお送りしますので、自身で探し、ダウンロードする手間は発生しません。

    ちなみに、事故の種類によっては保険金請求書の提出を求められないケースもあります。

    例えば、「おとなの自動車保険」の場合、「対物事故」については保険金請求書の提出が不要な場合もあります。

    3. 保険金請求書の書き方・記入例

    「おとなの自動車保険」の「自動車保険金請求書」の記入例を紹介します。

    各項目の書き方は、以下のとおりです。お手元に「保険証券」を用意したうえで記入をはじめましょう。書き損じて訂正する際は、該当箇所に「二重線」を引いてください。

    1. 「ご請求日」欄:保険金請求書への記入を行った年月日を記載(西暦を使用)
    2. 「事故日」欄:事故にあった年月日を記載(西暦を使用)
    3. 「保険金請求者(被保険者)」欄:補償の対象になる人物(未成年者の場合は親権者)の「氏名」「住所」「電話番号」「被保険者との関係」「メールアドレス」(メールでの連絡を希望する場合)を記入・選択し、押印
    4. 「自動車保険契約」欄:「証券番号」と「登録番号(ナンバープレート)」を記載(契約者以外の場合は不要)
    5. 「当社にご加入の他のご契約」欄:③の自動車保険契約以外にもセゾン自動車火災保険の契約(家族が加入している「家族傷害保険」、ほかの自動車保険の「弁護士費用特約」など)があって、その請求を行う場合は「保険の種類」「証券番号および明細番号(存在する場合)」「契約者名(加入者名)」を記載
    6. 「保険金振込口座」欄:「金融機関名」「支店名」「口座の種類」「店舗コード」「口座番号(右詰め)」「口座名義人の氏名(カタカナ)」を記載・選択

    口座名義人のフリガナの濁点と半濁点は「1文字」として記入し、ゆうちょ銀行の場合は「支店名」や「店舗コード」などの代わりに、「通帳記号(5桁)」と「通帳番号」を記載することにご注意ください。

    このあとで、記入する際のポイントを紹介します。

    保険金請求書に記入する際のポイント

    「被保険者」とは、補償の対象になる人物を指します。自動車保険の記名被保険者以外(配偶者や子どもなど)も該当するケースがあることを覚えておきましょう。

    なお、補償の対象となる方が「入院している」などの事情で本人による署名・捺印が困難な場合は、事故担当者に連絡・相談してください。

    そのほか、保険金請求書に加えて、「事故発生状況報告書」「通院状況申告書」「休業損害証明書」「示談書」「見積書」「写真」「領収書」「住民票」「交通事故証明書」などの提出を求められるケースもあります。

    「交通事故証明書」や「レントゲン写真」のように自動車保険会社が加入者の代わりに取り寄せてくれるものもあるので、公式サイトやガイドを確認しながら、保険金の請求に必要な書類を揃えましょう。不明点があれば、事故担当者からの案内を参考にしましょう。

    不明な点や疑問点がある場合は、自己判断せず、マイページ内の問い合わせ機能を活用するか、不明点や疑問点がある場合は、事故担当者へ連絡しましょう。日中の電話が難しい場合は、マイページ内の問い合わせ機能を活用するか、事故受付の際にLINEでの対応希望と申告しておけば専用のチャットルームが開設されますので、LINEで気軽にご相談ください。

    4. 事故の補償を受ける際には保険金請求書を提出しましょう

    事故にあって保険金を受け取る場合は、基本的に保険金請求書への記入および自動車保険会社への提出が必要です。ただし、提出を省略できるケース(対物事故など)もあるので、契約している自動車保険の内容やガイドブックなどをご確認ください。

    まだ自動車保険に加入していない方は、「事故にあわないように注意して運転するから大丈夫」などと思っているかもしれません。しかし、毎年、数多くの交通事故が発生しているのが現実です。「自分だけは事故にあわない」と考えずに、万が一に備えて自動車保険に加入しましょう。

    自動車保険への新規加入や他社からの乗り換えを検討中の方には、「おとなの自動車保険」をおすすめします。事故専門の担当者が事故対応完了まで丁寧にサポートしてくれるほか、保険金請求書の記入で分からないことがある場合はLINEで気軽に問い合わせることも可能です。

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    竹下 昌成
    監修
    竹下 昌成(たけした あきなり)

    プロフィール: 竹下FP事務所代表、㈱メディエス代表取締役、TAC専任講師。立教大学卒業後、池田泉州銀行、日本GE、タマホームなどを経て現職。タマホームFPとして600件超のFP相談実績あり。サラリーマン投資家として不動産賃貸業をスタート。現在は大家業をメインに講師や執筆活動をしています。

    HP:https://fptakeshita.jimdofree.com/

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